司法書士の仕事2


商業登記も、司法書士の大切な仕事です。商業登記は、株式会社などの法人の設立から清算(消滅)まで、一定の事項を法務局で登記し、法人の内容を社会に公示することで、法人に関する取引の安全を実現する制度です。会社と売買契約や融資の契約をしようとするとき、その会社がどのような会社なのかわからない、と不安な場合、会社の情報を知るため、会社の重要な事項を不特定の第三者に公開するというシステムなわけです。これら商業登記手続きについて、書類の作成や申請代理業務を行うのが司法書士です。

法人の内容に生じた変化の原因に応じ、申請する登記の種類にはいくつかあります。主なものとしては、・会社設立登記(新たに会社を設立)。・役員変更登記(代表取締役、取締役、監査役などの会社役員の変更)。・本店移転登記(会社の移転)。・商号変更、目的変更登記(会社の商号、業務内容の変更)。・増資登記(資本金の増資)。・解散、清算結了登記(会社の消滅)。

平成18年5月施行の新会社法で、最低資本金制度がなくなるなど新制度が始ったことに伴い、自分で会社を設立する人も増えています。商業登記の手続もいろいろと変化が起こり、司法書士は商業登記の分野でも役割がさらに広がっています。