合同事務所について

中には、司法書士と行政書士などが共同で事務所運営している、いわゆる「合同事務所」というものもあります。

これは、法的には問題は無いのでしょうか?行政書士および司法書士は、他人に雇用されて、他人の指揮命令に属して仕事をする事は認められていません。

これは、雇い主との力関係から、違法又は不当な業務執行を招く危険性を生じかねないから、とされています。

しかし、行政書士同士、又は司法書士同士が集まり、業務を組織的に行うことを目的として、行政書士法人・司法書士法人という社団を設立し、法人として行政書士業務・司法書士業務をこなすというのは、現在は認められています。

行政書士法人・司法書士法人は、同じ道のプロ同士の社団であって、指揮命令をする方もされる方も、違法又は不当な業務執行かどうかは判断出来、それが懲戒に値するという事は十分分かるので、そのような弊害はなかろうという判断からです。

ただ、行政書士と司法書士が集まって一つの法人を設立する事はできません。

合同事務所とは、行政書士と司法書士が事務所を共有・共同使用している、という形になります。

この場合、依頼人の同意を得たうえで、互いに業務を頼み合うのは構わない、というわけです。

共同事務所だと、仕事を早く遺漏なく完結出来るというメリットもあります。